鶏糞から農林水産省の公定規格に適合した普通肥料ができるまで
鶏舎で排出される糞の臭気対策としてバイオエキス開発。これを散布して作った堆肥は臭いが少ないと評判になり、本格的に自社養鶏場で排出される鶏糞を堆肥化して販売を開始したところ、臭いだけでなく作物の収穫にも好影響を及ぼすことが判明し、商品化に至りました。
土の環境に
普通肥料/華煌ら[S]
華味鳥の鶏糞に、華燦々を散布し発酵させ完成した肥料。植物の生育に必要な窒素、リン酸、カリウムなどがバランスよく含まれており、環境に負荷をかけない完熟肥料。鶏糞由来の肥料では珍しく農林水産省の公定規格に適合した普通肥料として登録されました。
華煌らで田畑の土づくり
佐賀県内や福岡県内のJAにて販売されている肥料の「華煌ら」で、主にキャベツやブロッコリー、お米や玉ねぎなどが作られています。畑にすむ土着菌の働きを助け、作物が力強く育ちます。
華煌らで循環型農業に貢献
華煌らを使用して作られたお米を使用し、お酒を作り、博多華味鳥のお店(※一部店舗)で提供されています。
バイオエキス/華燦々
乳酸菌や酵母菌を培養し、独自に抽出濃縮・熟成させた抗酸化成分を配合したバイオエキス。これを華味鳥の鶏糞に散布し発酵させることで、より完成度の高い肥料ができます。また水質や底質の環境改善にも使用されています。
華燦々で畜舎の環境改善に
畜舎内で排出された畜糞の中には有効菌も生息していますが、有害菌の勢いに押され活性化できず、結果として悪臭を発生させています。「華燦々」は積極的に有害菌を還元分解し、有効菌の増殖を促して、畜舎内の衛生環境を整えます。
華燦々で水辺の環境改善も
水質浄化実験では(左)ヘドロの状態から、バイオエキスの「華燦々」を投入後、(右)のように上から徐々に土が綺麗な砂地になる働きも見られ、これが海の環境改善に取り組むきっかけとなりました。
そして、海づくりへ。
バイオエキス、そして普通肥料の開発を経て、私たちはいよいよ海を目指します。